糖尿病内科について
糖尿病とは
糖尿病とは、血糖値(血液中のブドウ糖の濃度)が高くなることにより様々な合併症を引き起こす病気です。
血糖値が空腹時で126mg/dl以上、もしくは食後で200mg/dl以上、が糖尿病の診断基準の一つとなっています。
また、過去1~2か月の血糖値の平均を表す指標をHbA1c(ヘモグロビンエイワンシー)といい、糖尿病の状態を確認するのに用います。
インスリンは膵臓から出るホルモンで、血糖値を下げる役割を持ちます。インスリンの出が悪くなったり(分泌不全)、効き目が悪くなったり(インスリン抵抗性)すると、血糖値が上がって糖尿病になります。
糖尿病の方のうち、9割程度は2型糖尿病というインスリンの効き目が悪くなるタイプで、食事や運動などの生活習慣が大きな影響を及ぼします。一方、急にインスリンが出なくなってしまう1型糖尿病は、生活習慣とは関係なく、小児から成人まで発症します。
また、妊娠によって血糖値が上がる場合もあります。当院の医師は病院の勤務医時代に多くの妊娠糖尿病の方を診察しており経験豊富ですので、妊娠糖尿病と言われた方はぜひご相談ください。