2024.12.10 看護師
狭心症、心筋梗塞にご注意を
狭心症、心筋梗塞(虚血性心疾患)とは
心臓を枝のように囲んでいる血管を冠動脈(かんどうみゃく)といいます。
本来は、冠動脈が心臓の筋肉に酸素や栄養を滞りなく運んでいます。
動脈硬化などにより冠動脈の血流が悪くなる(=虚血)と、心臓の筋肉に酸素や栄養が行きわたらなくなり、狭心症となります。さらに血管内に血栓ができてふさがれると心筋梗塞となり、命に関わります。早期の発見・治療が重要となります。
動脈硬化はなぜ起こる?
動脈硬化は、加齢や遺伝的な要因のほか、糖尿病、高血圧、高脂血症、肥満、喫煙、運動不足などの危険因子が重なることで起こりやすくなります。
糖尿病と虚血性心疾患の関係は?
血糖値が高い状態が続くと、次第に血管が傷ついて動脈硬化が進行しやすいと考えられています。
虚血性心疾患のリスクを高めてしまう生活にご注意!
●糖尿病で血糖値が高いと言われている
●高血圧がある
●高エネルギー・高脂肪の食生活、食生活の乱れがある
●喫煙している
●運動不足
●ストレス過多
●風呂場やトイレなどが寒い(ヒートショック対策をしていない)